パースプロジェクト フリーマントルキャンプ
若手セーラー、海を渡り南半球で合宿
Report & Photo by 飯島 洋一(オリンピック強化委員会)
8月16日~8月31日、オーストラリア・パースのフリーマントルヨットクラブで「パースプロジェクト フリーマントルキャンプ」が行われました。
このプロジェクトは2020年東京オリンピックでのメダル獲得を目指し、若手シングルハンドクラスの強化の一環としてスタートしたものです。
実際にレースを視察し、選ばれた北村勇一朗(関東学院大学1年)、藤本拳(湘南工科大学付属高等学校3年)の2名がフリーマントルセーリングクラブで合宿を行いました。また、今回は現地で留学中の西尾勇輝、亀井嘉文の2選手も放課後に練習に参加しました。
期間中、アーサー・ブレッド氏の指導の下、セーリング、ジムでのウェイトトレーニング、地元の高校生といっしょに天気、タクティクスの座学を受けたりと内容の濃い合宿となりました。
期間中の日曜日にはスワンリバーのサウス・オブ・パースヨットクラブのクラブレースに参加。このレースでは藤本が見事優勝し、表彰を受けました。
このプロジェクトではセーリング技術はもちろん、英語での交流、アパートでの共同生活など様々な経験を通じて人間として大きく成長してほしいと思います。
今後もJSAFはこのプロジェクトを続け、若手選手の強化を行います。
①東京オリンピック、世界選手権でメダルを獲得する強い意思のある者
②英語及び学業に取り組む意思のある者
③セーリング力が優れている者
④運動能力に優れている者
以上の条件を満たし、強い気持ちがある選手は
日本セーリング連盟 飯島 洋一 kigata_iijima@yahoo.co.jp
まで、問い合わせてください。
▲今回の練習拠点となったフリーマントルセーリングクラブ
▲クラブハウス内で地元の高校生といっしょにミーティングをする選手達
▲左から藤本、西尾、Arthur Brettコーチ、北村
(編集・文責:JSAFオリンピック強化委員会・広報)