2014 JSAF NATIONAL TEAM selection race
2014年JSAFナショナルチーム選考レース
2014年JSAFナショナルチーム決定!
8クラス28人の選手たちが、リオを目めざし始動
2014年ナショナルチーム(NT)選考レースが、12月10日から15日にかけて「ナショナルトレーニングセンター競技別強化拠点(和歌山セーリングセンター)」で開催されました。
本レースは、リオネジャネイロオリンピック(2016年)を目指す選手たちが参加し、成績上位者がJSAFの強化対象選手となります。470級男子13、470級女子3、レーザー級7、レーザーラジアル級9、RS:X級男子8、RS:X級女子8の48チーム(選手)が参加しました。
今回、特筆すべきは、高校生選手が参加したことです。従来はNT選手やその選考に漏れた選手などが参加する、高校生にとっては高レベルの敷居が高いレースだったのですが、東京オリンピック開催の決定を受けて、若い選手も活気づいたようです。オリンピックの日本開催の効果が、このような面にも表れていると実感されました。
レース海面の和歌山和歌浦湾に中風から強風が吹く中、470級男子/女子14レース、レーザー級、レーザーラジアル級12レース、RS:X級男子12レース、RS:X級女子11レースを実施しました。
すべてのクラスで10レース以上が実施できたことは重要でした。というのも、2レースを除外した得点で順位を決めることができ、実力どおりの選手が選考されたと言えるからです。
その中で、470級男子が熱い戦いを見せました。
土居一斗・今村公彦組が強風域でのボートスピードを武器に1マークからフリートをリードし、1位となりました。ベテラン松永鉄也・吉田雄吾組はスタートから1マークが悪く、前を追いかける展開に苦しみながらも総合2位となりました。3位市野直殻・外薗潤平組、4位飯束潮吹・八山慎司組の4チームがNTの資格を獲得しました。
その他のクラスについては、1位でNTを獲得した470級女子:吉田愛・吉岡美帆組、レーザー級:安田真之助選手、レーザーラジアル級:土居愛実選手、RS:X級男子:富澤慎選手、RS:X級女子:須長由季選手が強風下では2位に圧倒的な実力差を見せつけました。
今回選考された8クラス、28人の2014年ナショナルチームの面々は、これから多くのトレーニングや海外遠征でよりレベルアップを図り、国内外で活躍してくれると思います。
今後とも、みなさまの応援をよろしくお願いいたします。
▲470級男子 土居・今村組▲470級男子 松永・吉田組
▲470級男子 市野・外薗組▲470級男子 飯束・八山組
▲470級女子 吉田・吉岡組▲470級女子 松下・鈴木組
▲49er級 牧野・高橋組▲49erFX級 波多江・大熊組
▲レーザー級 南里▲ラジアル級 土居愛実
▲ラジアル級 田畑▲ラジアル級 蛭田
▲ラジアル級 富部▲RS:X級男子 富澤
▲RS:X級男子 板庇▲RS:X級女子 須長
▲RS:X級女子 大西▲RS:X級女子 小峰
▲RS:X級女子 伊勢田
▲2014ナショナルチーム一覧
(JSAFオリンピック強化委員会)